【漫画家】鶴吉繪理の哲学・その世界(第二回)
こんにちは!ぐるぐるのーぶるです!
引き続き、漫画家・鶴吉繪理さんの世界にせまっていきたいと思います。
こちらは前回の記事でご紹介しきれなかった2枚目の絵です。
絵はコミュニケーションの手段
(聞き手:ぐ、鶴吉繪理さん:鶴)
ぐ:今日はいろいろ持ってきていただきましたね。
鶴:恥ずかしいです。
ぐ:あっ、これは自由帳ですね。小学4年生ですか?
鶴:これに漫画を描いていました。男子2人と私と3人で。
ぐ:じゃあ、このころから絵を描いていらしたんですね。当時から絵画教室などには通っていたんですか。
鶴:いえ、通っていませんでした。スイミングスクールとかピアノ教室とかには行っていましたけど。どっちかというと外で遊ぶのがすごい好きで、昼休みは外で遊ぶほうが多かったです。
ぐ:あまり絵を描くという感じではなかったんですか?
鶴:授業中はもっぱらお絵描きでしたけど笑
ぐ:これは……?
鶴:あっ、「フォークダンスじゃなくてスプーンダンス」とか書いてありますね……。
ぐ:笑 一番おすすめなコマはどれになりますか?
鶴:これですね。男子の描き込みすごい笑
ぐ:このころはどんなことを考えていたんですか?
鶴:このころはみんなで漫画描くの楽しいなとか、描いた漫画を学級文庫に置いてもらったりとか、読んでもらって感想をもらうのがすごい好きで。どっちかというとコミュニケーションみたいなところで漫画が好きだった時代ですね。
ぐ:なるほど。コミュニケーションの手段として、漫画や絵を捉えていたと。
鶴:そうですね。
ぐ:このころはどんな漫画を読んでいたんですか。
鶴:このころはもう少女漫画が好きで、りぼんとかちゃおとかなかよしとか、読んでましたね。
意外と普通の小学生時代を過ごしていた様子の鶴吉繪理さん。第三回では某有名漫画に影響を受けたという中学校時代の作品をご紹介します。
鶴吉繪理
長崎県出身。多摩美術大学卒業後、講談社「ザ・デザート」で3ヶ月に1作品程度の頻度で読み切りを発表。現在は、10月23日(日)のCOMITIA118で発表予定の新作原稿を執筆中。